2012年12月15日土曜日

SONY サイバーショット DSC-RX100

Aomori Web Adevent Calendar 2012の12月15日担当の花田です。
私の今年1番ヒットだったツールは、
iPhone5とiPadminiと言いたいところですが、
Apple製品は私の中で殿堂入りしてるので
 こちら「SONY サイバーショット DSC-RX100」を紹介します。

























一見すると、ちょっと高そうなコンパクトデジカメなんですが、
実はこのカメラ、
コンパクトデジカメ初の1型(約13.2mm×8.8mm)という
巨大な撮像素子(CMOS)に、2020万画素をこのボディサイズに搭載する、
なんともSONYらしい商品なのです。
一般的なコンパクトデジカメ比で約3〜4倍に相当するので、
どれだけおおきいか分かると思います。
ただ、画素数が約2020万画素もあるので、
ファイルサイズ的に大きすぎるのと、
1型のCMOSを採用したのであれば1200万画素ぐらいに落とした方が、
もっと画質も良くなったと思うのでちょっと残念ではあります。

RX100のここが GOOD!

【レンズ】
レンズは35 mm換算で28〜100mm相当の開放F1.8-4.9の3.6倍ズーム。
そしてSONYと言えばカールツァイスレンズ。

もちろんRX100にもカールツァイス バリオ・ゾナーT*(スター)
大口径レンズとカールツァイスレンズの組み合わせで、
背景も良い感じにボケてくれます。
残念なのは広角側は意外と使いやすいのですが、
望遠側が200mmくらい欲しかった。

























↑このボケが良いんですよね。ギリギリ水滴にピンがきてるか。
DCR-RX100 1/1250  F1.8 ISO80














































↑すみだ水族館のくらげ。水槽に張り付いて撮影しました。ちょっとピンが甘いかな
DCR-RX100 1/200  F5.6 ISO3200
























↑スカイツリーの展望デッキより。DCR-RX100 1/125  F11 ISO200
























↑スカイツリー展望デッキより。意外とシャープに写る。DCR-RX100 1/125  F11 ISO200

限界まで絞るとカリッとした絵も撮れるのも良いのですが、
F11までしか絞れないのが残念。
スカイツリーの写真はF11まで絞って撮影したものです。
コンパクトデジカメでここまでシャープならgoodです。

【デザイン】
非常にシンプルで高級感があります。
アルミのブラックボディは、持った時には見た目以上に重厚感があります。
ただ、つるっとして滑りやすいので、革張りキットなるものが売っていたので、
ちょっとしたカスタマイズで革を貼ってみました。
なんか高級感が増します。

























【プレミアムおまかせモード】
暗い場所での撮影時に自動的に複数枚の画像を重ね合わせることで、
ノイズの少ない画像を得ることができる機能です。
一回しかシャッターボタンを押していないのに複数のシャッター音の後に、
カメラ内で処理し(意外と時間かかる30〜40秒くらい)
一枚の写真がモニターに映し出された時は、
手持ちでここまで撮れるのかとはびっくりしました。
あと、高感度ノイズが少ないのにも感動で、
ISO1600までは問題なく常用で、
パソコンで見るぶんにはISO3200でも許容範囲です。
























↑東京ミッドダウンのイルミネーション。手持ちでここまで撮れるのかと。
DCR-RX100 1/60  F2.5 ISO3200

【動画】
やはりムービーのSONYだけあって、コンデジでここまで撮れれば十分です。
なにげに、音声も良いんですよね。






【USB充電】
意外と便利な所はUSB充電。本体付属のACアダプタとケーブルじゃなくても、
市販のmicroUSBケーブルに市販のモバイルバッテリーで充電できるのが良いですね。
先日行った東京で1日中(約450枚撮影)使って1メモリ残っていたので、
充電する機会がなかったのですがもしもの時に便利です。

【フラッシュ】
フラッシュが上に動くので、
指で上向きの位置に抑えながら撮影すると天井バウンズができます。
ただ、光量が少ないのでISOを少し高めに設定すれば、
自宅の室内程度れあれば十分使えます。


RX100のここが BAD!

電源ボタンは、少し窪んでいるが簡単に押すだけで反応してしまうため、
ポケットやカバンの中に入れているときに電源ボタンに触れ、
レンズが知らない間にカバンの中で出ていたことがありました。
せめて電源ONの時ぐらいはケイタイのように長押し反応にしてほしかった。
また、モードダイヤルだけは回しにくです。





↑偶然撮れた岩木山と夕陽。DCR-RX100 1/100  F3.5 ISO125


その他に、トイカメラ風、ミニチュア等のピクチャーエフェクトなど、
面白い機能が盛り沢山あり、
オートでもそこそこな写真が撮れるので初心者にもおすすめです。
ただ価格が一般的なコンデジくらべるとかなり高い
現在約45,000〜52,000円※価格COM調べ)ですが、
ポケットに入る高画質カメラとしてミラーレス一眼よりオススメかもしれません。

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